健康

亜急性甲状腺炎の体験談

投稿日:

いつまでも咳が治らず、近所の内科に行った。

もう、3ヶ月くらいずっと咳がつづいている。
もしかしたら肺炎になっているのではないか。
いや、肺炎ならまだしも、結核や肺がんだったらどうしよう。

不安に思いながら、内科での診察を受けた。

胸のレントゲンをとり、聴診器を当てての診察。
先生は「たぶんただ風邪をこじらせただけだと思います。気管支炎の可能性もあるけど」と。

「咳はいいんだけど。でもねえ……。ちょっと気になるんだよね」

そう言って、先生は何度も何度も私の首を触診している。

「え? 何かあるんですか?」

そう訪ねた私に先生は言った。

「首にしこりがあるんだよね。甲状腺の先生を紹介するから、精密検査を受けてくれる?」

そう深刻そうに言われ、私は別の不安を抱えることになった。
不安でたまらなかったので、私はすぐに紹介された医者に行った。
そこで、また首の触診。
続いて、エコーと細胞診、血液検査をすることになった

「たしかに、首が腫れているね」
エコーを当てながら、医者が言った。
「甲状腺の組織が破壊されている。これは、ただ事じゃないということです」

「ただ事じゃない」などと聞かさせれると、不安はとても増してくる。
ガンかどうかを調べるために、首の細胞もとった。
そして、血液検査も。

結果は1週間後に出るということだった。
「ただごとではない」病気とはなんなのか。

ネットで甲状腺の病気を調べてみた。

有名なのは「バセドー病」
歌手の絢香がかかったことで有名になった病気だ。
バセドウ病とは反対の症状が見られる「橋本病」もある。
どちらも治療は大変らしいが、治らない病気ではない。

それから無痛性甲状腺炎に亜急性甲状腺炎。
こちらはそれほど大変な病気ではない。
放っておいても治る場合があるそうだ。

あとは、腫瘍。
良性のものと悪性のものがあるらしい。

良性ならば、様子見したり手術で取り除くそうだが、悪性の場合が問題だ。

腫瘍が悪性のガンだった場合……。
甲状腺ガンは進行が遅く、生存率も高い。

けれど、例外は「未分化ガン」だ。
とても進行が早く、かなりの人が2年以内に死亡すると書いてある。

医師の「これはただ事ではない」という言葉が頭をよぎった。
もし、この「未分化ガン」だったらどうしよう……。

結果が出る間での一週間、夜も眠れずつらい毎日を送った。

そして1週間後、結果が出た。
病気は「亜急性甲状腺炎」とのこと。

よかった。未分化ガンではなかった。
安心しすぎて、その場で座り込みそうだった。

亜急性甲状腺炎は、甲状腺が炎症を起こし、甲状腺ホルモンが一時的に大量に血中に流れ出す病気。
首に痛みを伴うこともある。

薬を飲めばあっという間に治るということで、今現在「プレドニン錠」という薬を飲んでいる。
たしかに、すぐに首の痛みがなくなり、しこりもなくなった。

「しこりがある」と言われて驚いたが、薬で治る病気で本当に良かった。

-健康
-,

Copyright© 美容や健康についての体験談など , 2017 AllRights Reserved Powered by micata2.